みなさん、
こんにちは。
社員の成長は、会社が継続、成長していく上で欠かせない重要なことです。
社員が成長するためには、結果が出る正しいやり方を身に付けることが必要です。
社員研修等で、この正しいやり方を身に付けることができます。
しかし、正しいやり方を身に付けるだけは、社員が成長し結果を出すことにつながりません。
正しいやり方を身につけた後に、実践することが必要です。
ここに研修の難しさがあります。
例えば、幹部研修の場合、幹部は正しいやり方を身につけ、やる気が上がって現場に戻ってきても、現場のメンバーのやる気は以前のままです。
そのような環境の中、幹部社員はメンバーに正しいやり方を伝えなかればいけません。しかし、うなく伝えきれず、結局変わることができなかったというケースも少なくないと思います。
それでは、どうすればいいでしょうか?
研修を実務と兼ね合わせる
私は、バランス・スコアカードを使って経営戦略の策定、戦略の全社員の共有、戦略の実行のお手伝いをしています。
意図していたわけではないですが、バランス・スコアカードを実務を兼ねた社員の研修として活用するケースが多くなってきています。
その理由は、バランス・スコアカードの作成過程にあります。
バランス・スコアカードは、経営者が全社版を作ったあと、全社版を基にして事業版を事業部長が作り、事業部版を基にしてメンバーが個人版を作ります。
つまり、全社戦略を基に、各事業、個人の目標は、当事者、自分で決めることになります。
そして、自分で決めた目標を、毎月の進捗会議で振り返り、改善活動を繰り返していきます。
進捗会議では、結果だけでなく、それに至るプロセスの行動ができたかどうかを重点的に振り返ります。
自分自身で目標設定を行うことと毎月の振り替えりを通して、実務と兼ね合わせて社員の成長につながっていきます。
また、全員が研修に参加しているため、幹部の方もマネジメントがしやすくなります。
研修で社員の成長を考えられている場合は、ぜひバランス・スコアカードを使ってみるといいと思います。
バランス・スコアカードについて、詳しくは以下をご参照ください。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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