ROICとは

みなさん

こんにちは。

最近、ROICを導入する企業が増えています。

ROICとは

・ROIC(Return On Invested Capital 投下資本利益率)

ROICとは、企業が事業活動のために投じた資金を使って、どれだけ利益を生み出したかを示す指標で、企業の儲ける力を表します。

ROIC①=(税引き後営業利益)÷(株主資本+有利子負債)

ROIC②=(税引き後営業利益)÷(運転資本+固定資産)

= (税引き後営業利益)÷{(売上債権+棚卸資産ー仕入債務)+固定資産}

ROIC導入が拡がる背景としては、

①投資家による企業への資本効率改善の要請が一段と強まっていること

②日本企業の資本効率の低さが長年課題とされていること

③事業毎の投下資本効率のマネジメントが可能なこと

などがあります。

日本企業のROICは、アメリカなど各国と比較して低くなっています。

その要因の一つとして、資本効率の高い事業もある一方で低い事業もあり、限られた経営資源の選択と集中が十分にできていない点があります。

上記③の事業毎の資本効率を見える化し、市場の成長性もみながら、自社の戦略を考えていくことが重要になってきます。

次回は、ROICを現場に落とし込んでいき、全社一丸となったROICの向上につなげることについて話をしていきます。

 

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出身地:愛知県一宮市
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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