みなさん、こんにちは。
今日は、営業部についてのお話しをします。
営業部は、会社の中で、顧客と直接接する部門であり、売上のもとになる部署になります。
製造業にとっても、製品の品質が重要であるとともに、営業がいかに受注をとってくるかも、品質と同様に重要になります。
製造業は、製品を作るため、人や機械などの経営資源を多く持たなければならず、これらの経営資源を活用できているか否かが利益に直結します。
これは、同じ売上高の会社が2社あった場合(A社、B社)、A社は毎月平均的な売上(出来高)、B社は月ごとで売上の波が大きい場合に、年間の売上高は同じであっても、利益がA社のほうがよくなります。
これは、固定費が影響しているからです。
固定費は、その名のとおり、操業度(売上)が変動しても、売上に比例して変動しないコストです。
今月売上がなくても、社員の給料は支払われますし、機械も減価償却が行われ、固定費が少なくなるわけではありません。一方で、売上が生産能力に比べて大きい月は、自社でできない部分を外注に出したり、残業が増加したりするなどして、固定費を含めたコストが多くなるためです。
また、会社の売上に直結する営業部は、会社のエンジンとして、会社全体を明るくする影響力を持っています。
営業部が元気を出して、結果を出せば、会社全体を明るくすることができます。
このように、会社組織における営業部の存在は、非常に大きく、本日、私の顧問先でもそのことをあらためて実感しました。
明日は、そのような重要な役割を果たしている営業部をどのようにマネジメントしていけばいいかをお話ししていきます。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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