こんにちわ。
自信がなく受け身な社員が自発的に考え行動し
利益率10%以上を実現する経営コンサルタント
家田憲二です。
経営者は、経営理念を実現したい、戦略を実行したい、このようなことをやってみたいなど、多くの目標を持たれています。
私も、コンサタントとして、経営者の方からそのような将来に向けての夢をお伺いすることが大好きです。
しかし、一方で、このような夢を持たれている経営者の多くが、以下のようなことで悩まれているのも事実です。
夢はあるのだが、実現していくことは難しい
経営者が描かれる夢は簡単なものではなく、大きい夢を描かれています。
そして、経営者の夢を実現していくのは、社長1人ではなく、社員全員で実現していかなければなりません。
つまり、社員が社長の夢を理解し、実現に向け、具体的な日々の行動に落とし込むことが重要となるのです。
コンサルティングの経験上、このことができている会社は多いとはいえません。
夢の実現を阻んでいる3つの理由
理由1:社長の夢は大きいという性質上、抽象的になりがちで、社員の間で夢の内容の理解に差が生じてきます。出発点で差が生じているため、実現が難しくなります。
理由2:社長の夢を実現するためには、夢の実現を行動レベルに落とし込まなければなりませんが、社内にその落とし込みの役割を担う人がいない。
理由3:行動レベルに落とし込んだとしても、ゴールがあいまいになっている。たとえば、顧客満足度の向上を図る行動をしようと決定した場合、おそらく実行は難しいです。具体的な行動としてあいまいであるとともに、目標がみえないため、ばらばらな動きになってしまいます。
夢の実現の解決策:バランス・スコアカードにより実現が可能となります。
バランス・スコアカードという経営手法により、以下のプロセスで夢の実現が可能になります。
1.夢の実現のためには何が重要かを考え出す(CFS)。
2.夢の実現のための重要なものを実現していくにあたって、その達成度合いを測る指標を決定する(KPI)
3.KPIのゴールを設定する。
4.KPIのゴールにいくためのアクション・プランを考え出す。
以上の1から4をとおして、夢というものを日々の行動まで落とし込むことができます。
また、バランス・スコアカードでは、戦略マップという、戦略の地図をわかりやすく作りますので、社員の戦略の理解力が高まります。
バランス・スコアカードをつくる場合、少なくとも1人は、まとめががりとして役割を果たしていきます。
バランス・スコアカード自体は、専門家がアドバイスをしながら作っていきますが、まとめがかりの方は、作成と実行の過程において、経営者の夢を実現させる力が確実についてきます。
こちらの記事もおすすめです:
家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
詳しくは ⇒ プロフィール
最新記事 by 家田 憲二 (全て見る)
- ROICとは - 2023年2月26日
- 営業部のコミュニケーションについて - 2021年10月31日
- SDGsとバランススコアカード - 2021年9月30日