みなさま
本年もよろしくお願いいたします。
私は学生時代に駅伝をしていたこともあり、毎年お正月の箱根駅伝を楽しみにしています。
ただ駅伝をみて楽しんでいるというよりは、各校の選手・監督・スタッフの方々が1年をこの日にかけてきた情熱と感動をもらっています。
そして、その感動をもらうことで、自分自身、この1年感動を与えらる仕事ができるよう思いを新たにしています。
今年は、青山学院大学の箱根駅伝5連覇と出雲・全日本・箱根の3冠がかかっていましたが、東海大学がすばらしい走りで見事栄冠を勝ち取り、とても感動的な大会だったと思います。
みなさんの中にも、箱根駅伝を見ながら、今年の目標を決めて、今年こそ目標達成するぞと決意をあらたにされている方も多いのではないでしょか。
箱根駅伝から目標の大切さとともに目標の正しいマネジメントの仕方を学ぶことができます。
青山学院大学の原監督の目標管理は本も出版され、TVなどのメディアでも多く取り上げられています。
選手一人ひとりが、目標とそれを達成するためにやるべきことなどを目標管理シートに書いて、自己マネジメントをしています。
そして、目標はできる限り数字で表され、それを貼り出し全員が共有できるようになっています。
目標管理では、できる限り数値化することが重要になってきます。測定できないものは管理が困難になるからです。
例えば、「練習を頑張るという目標」と「10kmを29分で走るようになるという目標」では、発揮されるパフォーマンスと目標達成の可能性が違ってきます。
また、各選手の目標を全員が共有することも重要です。みんなが共有していることで目標達成の意識が高まるだけでなく、途中でつまずいていた場合に、その人の具体的な目標を知っているメンバーからアドバイスなどのサポートも受けやすくなります。
私は、バランス・スコアカードという経営管理手法を通して、ビジネスでの目標管理の導入と実行支援をしていますが、数値化により具体化と進捗状況の見える化、そして全社・部門・個人の目標を共有することが重要な点は全く同じです。
私同様、今年の箱根駅伝で感動と一歩踏み出そうという勇気をもらった方も多いと思います。
今年1年、そのような皆様の目標達成のお手伝いを全力でしていこうと思います。
本年も、よろしくお願いいたします。
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家田 憲二
好きな偉人:坂本竜馬
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