無形資産と企業価値について

みなさん

こんにちは

社内的にも社外的にも、企業価値を高めるていくことは重要です。

企業価値を作り上げていくものとして、有形資産と無形資産があります。

米スタンフォード大のエフラト・カスズニク講師らによる調査によると、米S&P500社の時価総額のうち、無形資産が生んだ価値は約8割になり、企業価値における無形資産の重要性が増しています。

有形資産はお金で買えるものが多く、資金があれば他社は真似できます。

これに対し、無形資産は他社が真似をすることが困難であり企業独自の企業価値が生まれます。

このように、企業価値にとって重要な無形資産ですが、無形資産ををマネジメントすることは簡単ではありません。

バランス・スコアカード

社員の能力、動機付け、組織文化といった無形資産の多くが、貸借対照表や損益計算書には出てきません。

また、無形資産は、それ単独で価値が生まれるわけでく、戦略に組み込まれることによって価値を生み出します。

企業の戦略によって、必要となる無形資産が異なり、企業にとって何が重要な無形資産になるかを特定し、強化することが重要です。

ここで、無形資産を測定し、戦略に組み込んでマネジメントしていく管理会計が、バランス・スコアカードです。

バランス・スコアカードは、ハーバード大学教授のロバート・キャプランと、ボストン出身のコンサルタントのデビッド・ノートンによって開発されました。

バランス・スコアカードの特徴として、4つの視点があります。

4つの視点とは、「財務の視点」、「顧客の視点」、「社内プロセスの視点」、「学習成長の視点」です。

「財務の視点」・・・売上や利益など、財務上の目標をいくらにするか

「顧客の視点」・・・財務目標の売上を達成するためには、どの顧客にどのような価値をとどける必要があるか

「社内プロセスの視点」・・・顧客に価値をとどけるために、価値をどのように開発するか

「学習成長の視点」・・・社内プロセスに必要な人的資本をどう整えるのか

「財務の視点」には財務上の戦略目標が、「顧客の視点」「社内プロセスの視点」「学習成長の視点」には非財務である無形資産の戦略目標が設定されます。

戦略マップ

無形資産と戦略とのつながりを表すものが、戦略マップになります。

「顧客の視点」「社内プロセスの視点」「学習成長の視点」の無形資産と、「財務の視点」との相関性を明らかにし、どの無形資産が重要で強化すべきかを明らかにします。

企業価値にとって重要な無形資産を、バランス・スコアカードにより有効にマネジメントすることが可能になります。

 

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出身地:愛知県一宮市
好きな偉人:坂本竜馬
私はお客様である会社様、経営者様、従業員様に本当に幸せになって貰いたいと願っていて、そのためにはやはり「成果を出す」ことが重要です。そして、このお客様への思いと成果が相まって初めて信頼関係ができると思っています。
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